マイ・ボディガード レビュー

これも最初は見る気がなかった作品。 と こ ろ が。
めっっっっちゃくちゃ良かったです。超オススメ!R−15だけど(ぇw
ダコタ・ファニングは「I am Sam」や「コール」でその演技力を見せた子役。
デンゼル・ワシントンは・・・代表作挙げたらきりがないっすね。
「マルコムX」や「ペリカン文書」、「ボーン・コレクター」なんかが
有名どころかな。しかし何と言っても「トレーニング・デイ」で
第74回アカデミー賞主演男優賞を受賞したのが記憶に新しいでしょう。
つまり何が言いたいかというと、元々この2人が出てる時点で、
演技に文句がつくはずはなかったんですよ。


引きずり込まれる!

最初から話はテンポよく進んでいきます。2人が出会い、徐々に関係に
変化が起きていく様が、センスの良い音楽やカットによって描かれ、
そして、事件が起こる。
ここからは映画の雰囲気が劇的に変わりましたね。しかし違和感はない。
この移り変り方とかも凄い上手いんだよなぁ。下手したら統一感なくなるのに。
で、復讐に燃える主人公のデンゼル。この辺りからがR-15の原因w 
ほぼ最後まで彼の独壇場となる訳ですが、やはり素晴らしい演技。
あくびする暇なんてありませんよ。


傑作の絶対条件

ストーリーは面白くても、少しでも無駄なシーンやカットが入ってしまうと
それだけで映画は台無しになるとよく思う。たとえどんなに演技の上手い
俳優が出ていようが、だ。この作品には無駄というものが一切無かった。
それに、全体を通じて流れるエキゾチックな音楽も印象的・効果的。
まさに文句無しの映画でした。はー、この監督うまいなぁ。
いま何か映画観たいなーと思っていて、バイオレンスに抵抗がないなら、
是非に是非にとオススメしたい一作。


マイ・ボディガード オフィシャル→http://mybodyguard.jp/contents.html