Sevcik op1
去年10月、通っている音楽教室のアンサンブル発表会に初めて参加して、2ヵ月半ほどその発表会の曲に掛かりきりになった。
初めてやるG線がその曲で、とにかくひたすらG線ばっかり弾いたおかげで、一般に初習者が苦手とすることが多いらしいG線にもほとんど苦手意識を持たずに済んだんだけどw
発表会が終わって、元の教本(白本)に戻って、先生と話しててふと気づいた。
音階として順番に音を引くときは、どの音が各線のどの指かわかっている。(A-H-Cis-D-E-Fis-G-Aなど)
でも、急にバラバラに音を弾くように言われると、どの指だったか混乱してモタモタしてしまう。(Cis-A-Fis-Dなど)
これってつまり、左手の指の練習が足りてないから、まだ身体が音と指・ポジションとをちゃんとリンクして覚えられてないってことだよね、と。
それで、しばらくWebで左手の練習方法を探してSevcik OPUS1が良さそうだということがわかり、先生に相談せずこっそり買ってしまったw
セヴシック バイオリン教本 OPUS1 PART1 SCHOOL OF VIOLIN TECHNIQUE
- 作者: オタカール・シェフチーク
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2007/09/15
- メディア: 楽譜
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が、手元に届いた本の中身を見て、「うーん、こりゃ確かに先生の指導がないと駄目だな」と思い、1ヵ月ほどあたためましてw
11月初旬、白本が2巻に入るタイミングで、先生に改めて左手の練習をしたいのだと訴えた、ら、
先生 「本当に、ほんっとーーーーに、まっったく面白くないよ!?大丈夫??」
私 「はい、むしろピアノならテクニックとかハノンとかやるの普通じゃないですか。もう慣れてますし、むしろ基礎練習をしっかりやりたいので!!」
先生 「そっかー、まぁそうだよね。本当に地味で面白くないけどそれでも大丈夫なら、オススメの本があるんだけど。Sevcikって言ってね…」
という訳で、買っておいたSevcik OPUS1ドンピシャだったので無駄にならずに済みましたw
いまは先生の指示に従って、教本で出てくる調にあわせてSevcikの該当箇所(アルペジオ)を弾いたり、移弦の練習パートの最初だけ弾いたり、ピンポイントで少しずつ練習してます。
楽しいとか楽しくないとかじゃなく普通に基礎練習の一環として淡々とやってるけど、やっぱり地味に効いている気がする今日この頃。