iPAQ 112

どこかの某バカ(ぇw)はついに212購入に踏み切ったらしいが、こちらは先週末の日曜に頼んで置いた iPAQ 112 とその他関連アイテムs(複数w)が昨日までに全部届いたという次第でw いやー色々試したり使ったりしたいんだが、何せお仕事が山盛りなのでそちらを片付けてから、心いくまで112いじりをしたいナーと思っとります!


実は私も最初、212にも心惹かれたりしたんですがね。なぜ112になったのかという判断基準を、以下、参考までにちょろりと。



まあ何はともあれスペック面での差を見てみると。

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プロセッサ
112/212 ともに Marvell® PXA310 624MHzプロセッサ

RAMメモリ
112 >>> 64MB SDRAM (26MB使用可能)
212 >>> 128MB SDRAM (87MB使用可能)

ROMメモリ
112 >>> 256MB Flash ROM(186MB使用可能)
212 >>> 256MB Flash ROM(150MB使用可能)

液晶
112 >>> 3.5インチ半透過型カラーTFT液晶 / 240×320ドット
212 >>> 4インチ半透過型カラーTFT液晶 / 480×640ドット

カードスロット
112 >>> SD(SDHC/SDIO/MMC対応)
212 >>> SD(SDHC/SDIO/MMC対応)、Compact Flash(CF)

USB
112 >>> mini USB(USB2.0接続、データ通信および充電)
212 >>>
mini USB(USB2.0接続、データ通信および充電※1)、24ピンコネクタ(USB2.0接続、データ通信およびACアダプタ接続による高速充電、ホスト機能※2)
※1別売オプションのmini USB同期ケーブルが必要
※2別途専用のケーブルが必要

バッテリ
112 >>> 最大 約15時間(非通信状態)
212 >>> 最大 約10時間(非通信状態)

重量
112 >>> 114.6g (着脱可能な充電式バッテリ装着時)
212 >>> 192g (着脱可能な充電式バッテリ装着時)

サイズ
112 >>> 68.9mm × 13.6mm × 116.7mm
212 >>> 76mm × 16mm × 126mm

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まずプロセッサは同じ。根本的な力量は同じと。


次にメモリ。RAMが重要な訳ですが、ここで2倍の差。ううむこれはなかなかの違いになりますナ。ROMの方はというと、基本的にデータは全てSDに突っ込んでおくので無問題。


液晶は112がQVGA、212がVGAなのでこの辺りは好みがはっきり分かれる。私はPDAに関しては、ネット閲覧の際の快適性というものをあんまり重視しないので…「それなり」に見れたらそれで問題ないという方針。PDAであっても、サイト表示に時間かかったりデザイン崩れたりするのは許せない!という方はやっぱりVGAでしょうな。


次にカードの問題。212にはCFスロットがあり、112にはない。外でもデータ通信しますよーという方はやはりCFカードを使いたいだろうから、その辺りの差でも212というチョイスになるのかな?私は外での通信は特に関係ないので112で十分。


ちょっと気になるのがUSBの問題。両機ともにmini USBがついてるのだが、112の方にはホスト機能がない。ということは、だ。112自身でUSB機能を使いたいなーと思っても無理ということ。たとえばUSB接続のキーボードに接続とか、そういうことはできないという話。逆に212の方にはホスト機能がついている。だがここで気になるのは「別途専用ケーブルが必要(=購入)」という点。詳細は分からないんだが、これは実質、ケーブル買わないと使えないって話?


バッテリの保ちもモバイラーとしては重要なポイント。もちろん液晶の明るさをいじったりすると持続時間は長くなるし、他にもいろいろと小技はある。でも基本が10時間と15時間じゃ1/3ほど違うということになる訳で…。毎日のようにフル活動する私にとっては死活問題なんだよなぁ。


重量も一見些細な差に見えるが…ちなみに私が使っていたrx1950はバッテリ装着時で125g。うわ、112は軽くなってるじゃん!ちょっと感動。212の方はまあね、デカイしね…。普段モバイルとしてノートPCを使ったりしてる人にとっては80g程度の差なんて差とも言えないんだろうけど、PDAスマートフォンのレベルでいえば結構な差。周辺機器含めて重量を考えると、塵も積もれば山となるんだなぁこれが。あんまり鞄が重いと朝晩のラッシュが更に欝にな(ry


サイズ。見ての通りの差。まあデカい方が見易いという面もあります。212もデカいデカいと言われているが、これくらいのデカさなら私は許容範囲かも。…いや、ちょっとデカい?w ちなみにrx1950は71mmx13.5mmx114mmだった。


まあそんなこんなで。アプリケーションの面は判断材料としてあまり重要視してません。rx1950時代からの経験もあって、付属ソフトウェアの充実よりも、今まで使ってた色んなフリーソフトが使えるか否かの方が問題なので。


結局、私が112を選ぶ際に決定打になった要因は、
・値段
CFカード使わない
・バッテリの持続時間
・重さ


逆に迷った点は、
・RAMメモリの差
(・QVGAである点)

ということでした。


212の日本での評判は実際のところどうなのかあまりよく知りません。が、まあ「デカい」とは言われてるようですな。ただこの機はいまだに根強い人気のあるhx4700の後継にあたるらしく、あれを狙っていた方や使っていた方には嬉しい新製品なのではないかと。


何にしても実際に選ぶ場合は、「自分がどういう用途でそれを使うか、その用途に対してその製品は適しているか」という点が大切だと思うので、あまり他人の評価ばかり気にするのもどうかというのが私の意見です。という訳で、上の話もあくまで個人的な基準なので、購入を検討されてる方は参考までにどうぞ!