オーシャンズ13

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まず最初に一言。


出演者多すぎだYO? 
豪華メンバーだからってキャスト揃えりゃいいっつーもんじゃないんだYO?w



いや、まぁ面白かったけどねw つーか、実を言うとシリーズ2作目である前作を見てなかったんで、「あれ、こんなヤツいたっけ?」と思うことしばしば。初めて観た人はやっぱ混乱するよなぁ。あれだけ人数いると流石に、ねぇ?w


話はいつものオーシャンズ。(結局オーシャンズ12はこの前DVD借りてきて見たというw)途中「なんだ今の?」と思う場面があってもそれが伏線だったりする程度で、前作の12の時ほどややこしいトリックがあったりという訳じゃなかった。


オーシャンズのシリーズはなんだか「ちょっとオシャレなTVシリーズ」をまとめて観てるみたいな雰囲気だと思う。わざとそういう風に作ってるんだろうけど。撮り方なんかはクラシカルな感じで、編集の仕方とかシーンのつなぎ方とかは逆に現代っぽくされてる。その2つが混ざることで独特の印象を与えるみたいだ。


面白かったのはジョークについて。

シーンA:
ジョージ・クルーニーが妻との関係での悩み(半分のろけともいう?)をブラピに話し始めた…が、ふと気付くと隣にいて話を聞いていたはずのブラピがさっさと遁走して消えていた…
シーンB:
ブラピが元彼女との関係について悩み(これも半分…?w)をこぼし始め、丁度彼の飲んでいたグラスが空になった。隣に座ってTVを観つつ話を聞いていたかに見えるクルーニーがワインを足そうとする…が、明らかにTVを観たまま、手だけ動かしてワインボトルをブラピのグラスの方に傾け、ワインはグラスに注がれずそのまま床へドボドボドボ…


これ、多分アメリカンジョークというか、ブラックユーモアというか…だよね?w でも劇場で、このシーンで「クスリ」とも笑いが起こった気配はなかったように思う。むしろ「??」って感じか。映画としての話の筋の中に、唐突によく意味の分からないシーンがポンと放りこまれて、そのままアッサリ次のシーンへ行くもんだから、感覚の違う日本人にはついていけないw 私もシーンAの時はよく分からなかったんだけど、話の終盤でシーンBが出てきて「ああー、あれとこのシーンはジョークだったのか」とやっと気付いたという。いくら欧米の映画でも、大体は「はい、ここ笑うとこですよー」みたいないかにもな雰囲気とかしつこさがあるから分かる。けど、このユーモアはちょっとなぁw


そんなこんなで、オーシャンズの雰囲気が好きな方、ブラピやジョージ・クルーニー(あえてマット・デイモンは入れたくない←あんま好きじゃないw)その他豪華な出演者のファンだという方々には良いと思う。



★評価というか、「観て良かった度」
★映画館で1800円払って観た場合: 70点 (人は選ぶと思う)
★DVDか1000円デーに観た場合: 80点 (払った分はねw)