アンサンブル発表会も終わり・・・

長らく更新サボってましたが、10月のアンサンブル発表会は無事終わりました。


前予告通りパッヘルベルのカノンをVn3人で弾いたのだけど、まさかの自分が1stになってめっちゃ緊張した・・・。
自分がテンポ決めることになるってこんなに、こんなに焦るんだ!!苦笑


いやーしかしカノン、めちゃくちゃ勉強になりました。
まず音を平らに弾くこと・・・1音が始めから終わりまでずっと平らに、同じ音色で弾けることの難しさ。
ノンビブラートで旋律を切らずに歌いきることの難しさ。移弦や弓の返しのタイミングで音が途切れたり、音の大きさや音色がデコボコすると聴くに耐えない。。。
2声っぽく(メロディが追いかけっこに)なっているところの弾き方。


挙げれば切りがないけど、とにかく「バイオリンは歌だ」と先生がおっしゃる意味がやっと本当の意味で理解出来てきた気がする。


とか言ってひとりで手応えを掴んでいた気になってたら、発表会空けの最初のレッスンでいきなり躓き・・・。
白本2巻、No.60のリュリのガボット。いやー・・・ほんと難しいね。。。
自分的にはそれなりにちゃんと練習して行ったつもりだったけどボッコボコになって帰ってきてめっちゃモチベーションダウン。とほほ。
とにもかくにも、突っ込まれるのはひたすら、「移弦」&「1音ずつを平らに」&「どう弾きたいか?弾きたいように弾けているのか?」


私は移弦が苦手で、ずっとそれを先生に指摘されてSevcikもNo.11の移弦の練習をしばらくやってた訳なんだけど。
本格的に発表会練習に入った8月あたりから、ストップするように言われた。
いわく「なんかSevcikで技術的な練習をしても、実際に曲を弾く時にそれが結局活かされてないよねぇ」ということで。


あと、「どう弾きたいか?」これは自分の中でもまだスッキリする答えがない。先生ともやや意見の分かれるところだったりする。
が、ともかく。技術的な練習をチマチマ緻密にやることより、「音楽としてどう表現するかを追求していこう」ということになった。


先生も手探り。私も手探り。
そして先生は「厳しすぎたかも」と時々ご自身で思われるらしく・・・うーん、そうね、正直甘くはないと思う。笑
私自身、納得出来ないとモヤっとするタイプ(つまり頑固)だから、先生のおっしゃることは分かる気がするけどなんか納得し切れない、と思いつつ練習してることもある。
でも、大人だし・・・といって適当に相手されるより遥かにいい。
どこまで行けるか分からないけど、行き着けるところまで、音楽的により高いレベルに辿り着きたいと思うなら、先生が真摯に向き合って下さることに感謝しこそすれ、嫌がるなんてことはない訳で。


果たしてちゃんと前に進んでるのか足踏みしてるのか自信なさ過ぎて時々嫌になりそうだけど、でもやめる気は全くないので、根気良く頑張るしかないですな。笑